そういえば20世紀、ミステリーサークルなる不思議な模様の地上絵が、英国を中心とした世界中の畑に突如として出現して、世間を驚かせていた記憶がある。宇宙人の仕業か、超常現象か、様々な物議を醸し出していたが、結局あれは人間の仕業だったらしい。
そんなミステリーサークルのような地上絵を、雪原に描いた素晴らしいスノーアート作品を紹介しよう。ロシアのアーティスト、 サイモン・ベック (Simon Beck) が極寒のスイスアルプスに描いたのは、巨大な幾何学模様やフラクタルな模様だ。絵は、スキー板などを装着して、一歩一歩雪を踏みしめながら描かれている。