広大な面積を誇るアメリカ大陸。都市部をしばらく離れると、地域によっては砂漠や荒野など、どこか遥か遠くへと続く、不毛な大地を見ることができる。それらは自然の風化によって生み出された特異な地形だ。
イギリス人の写真家デビッド・クラップ (David Clapp) は、ネバダ、ニューメキシコ、ユタ、アリゾナなどを訪れ、我々の知らない異世界のような地球の風景を映し出した。荒野
乾燥した荒野バッドランズに咲く美しい花々の風景写真11枚
アメリカ、サウスダコタ州の南西部に位置する領域バッドランズ。「悪い土地、荒地」を意味する地名のとおり、辺り一面には強烈な乾燥による荒れ果てた大地が広がる。そこには野ウサギの死体を捜すコンドルしかいないという。