
ルーヴル美術館、テート・モダンなど、4つの有名な美術館をモデルにしたミニチュア模型。その中のギャラリーを覗き込むために、ミニチュアに頭を置く人々、そしてそれを撮影するカメラマン。アートを観に来た人達がアートの一部になっちゃう、そんなインタラクティブなプロジェクト『Put Your Head into Gallery』。
ルーヴル美術館、テート・モダンなど、4つの有名な美術館をモデルにしたミニチュア模型。その中のギャラリーを覗き込むために、ミニチュアに頭を置く人々、そしてそれを撮影するカメラマン。アートを観に来た人達がアートの一部になっちゃう、そんなインタラクティブなプロジェクト『Put Your Head into Gallery』。
12分の1スケールの緻密な模型。再現されたのは、1900年代初頭の写真館(写真スタジオ)。かつて人々は、このような建物の中でクラシックなカメラを覗きこみ肖像写真を撮影していたのだろう。トルコ人のミニチュア作家 Ali Alamedy は、作品のために100以上のミニチュアオブジェクトを作成し、製作には9ヶ月の期間を費やした。最も大変だった部分は、カメラの模型だったとか。
精密に設計されて組み立てられた想像力溢れるフライングマシンや産業マシン。機械工学的でレトロな外観をしている架空の機械は、スチームパンクな世界に登場しそうで、見ているだけでワクワクした気持ちにさせてくれる。作品はダンボールによって作られている。オーストラリア、メルボルンのアーティスト Daniel Agdag によるオリジナル模型作品。
噛み合う歯車がぜんまいによって駆動する組み立て式の模型を制作している UGEARS による細部にまでこだわられた新しいモデル。19世紀に活躍した蒸気機関車の形を優しい天然木材によって再現。480ピースに及ぶパーツを自分で組み立てれば、ゴムバンド式のエンジンを回して走り出す機関車の姿を思う存分に楽しめる。
真珠の海にプカプカと浮かぶのは、これまたほぼ真珠で形作られたガレオン船の模型。パールのネックレスをはじめ、チョーカーやイヤリング、ブレスレットなど、ありとあらゆる真珠のアクセサリーを用いて制作された。
ロンドンを拠点に活動している芸術家、ザック・マクラフリン ( Zack・Mclaughlin ) の模型作品。ドローイング、ペインティング、3Dモデルを製作することが好き。ザックはインスピレーションを自然から得ており、自然が生み出す全てのものに畏敬の念を感じると語る。
錆びた金属やギア、油臭い蒸気機関とSFが融合したようなスチームパンクの世界観ってワクワクするよね。そんなレトロな世界をノスタルジックに表現したこれら動物の金属模型は、壊れた車のパーツや時計の歯車、色々な機械部品を繋ぎ合わせて製作されたものだ。
蒸気機関の仕組みを簡単に動画で再現してみせた模型!
ちなみに蒸気機関とは、蒸気の圧力を機械的なエネルギーに変換する原動機のこと。ボイラなど機関の外部で発生させた蒸気を用いる。蒸気をシリンダに導いて、ピストンを動かして往復運動をさせるものと、蒸気で羽根車をまわすタービン型のものとある。