
影とは、日常生活を送っていると普段は滅多に気にも留めない存在かも知れない。思い出してみると、夏の暑い日には陰のある場所で涼をとったり、子供の頃には影を踏んで遊んだ記憶が浮かんだり、まぁそんな程度かも知れない。
影とは、日常生活を送っていると普段は滅多に気にも留めない存在かも知れない。思い出してみると、夏の暑い日には陰のある場所で涼をとったり、子供の頃には影を踏んで遊んだ記憶が浮かんだり、まぁそんな程度かも知れない。
イタリア、フィレンツェより、ひとつの光源と影を生み出すためのオブジェクトによって様々な絵が映し出される驚くべきシャドーアートの世界。いわゆる影絵である。なにか凄いパワーを秘めてそうな作品群である。
無造作に絡められているように見える鋼線に、光を照射すると絵のように映し出される様々な影の形。グチャグチャしたワイヤーの影が、どうして綺麗な形に見えるの?と不思議に感じちゃうところなのだが、そこは芸術家の成せる技なのかも知れない。
一見すると無秩序に連なっているように見える金属線に光を照射する。壁に投影された影が、詩の文字列となって浮き上がるアート。彫刻やグラフィックアートを行うベルギーの芸術家 Fred Eerdekens による作品。