
イングランド、ヨークシャーの元レンガ職人ジョニー・クラスパー (Johnny Clasper) によるユニークな彫刻作品。石、岩、レンガが目を見張るほどにグルグルと渦巻いて円を作っている。眺めていると吸い込まれたくなってくる。
イングランド、ヨークシャーの元レンガ職人ジョニー・クラスパー (Johnny Clasper) によるユニークな彫刻作品。石、岩、レンガが目を見張るほどにグルグルと渦巻いて円を作っている。眺めていると吸い込まれたくなってくる。
無骨な肉屋包丁ブッチャーナイフを加工して生み出される繊細なシルエット。動物、自然、人間、骸骨などが切り絵や影絵のように切り出された。中国人のアーティスト、Li Hongbo によるアート作品。
アメリカのアーティスト、シンディ・チン (Cindy Chinn) による超繊細なミニチュア彫刻作品。X-ACTO(エグザクト)ナイフという工作に適したナイフを用いて鉛筆の芯を削り、指先よりも小さな彫刻を製作している。器用すぎる!
ニョキニョキっと元気に生えたキノコ。ヴィンテージな生地を使用されて作られたキノコ彫刻は、キノコが持つ繊細なディテールをエレガントに再現しており、キノコが持つ不思議な魅力が十二分に表現されている。毒キノコ感がたっぷりだが、ぱっくりと食べてしまいたい魅力を感じさせる。
アメリカ、ニューヨークで活動中のアーティスト Paul Villinski によるアート作品。どこからともなく現れた蝶の群れは、仲間達と美しい軌道を描き、またどこかへと向かっていく。少しの儚さと幻想的な印象を与える作品は、飲み終えた後のアルミ缶や金属製のワイヤーを材料にして制作された。
レーザーによって切断された216個のアクリルガラス片に描かれたモチーフが、正面の角度から見た時にだけ浮かび上がる不思議な立方体(キューブ)『Emergence Lab』。立方体の6面全てにそれぞれ別の絵が描かれており、よく観察すると対となる正反対の面の絵のシルエットは同じ形をしていることがわかる。
オーストラリアのアーティストThomas Medicus による作品。
アメリカ、カリフォルニアで活動中のアーティスト Angela Schwer による彫刻作品。製作にはポリマークレイ(樹脂によるクラフト粘土)をベースにカスタムブレンドした素材が用いられる。作品はダリア、キノコ、クチナシ、ケシの花などの自然がモチーフとなっており、植物が持つフラクタルな構造パターンが緻密に再現されている。
微生物、珊瑚、植物、細胞、細菌、貝、化石、昆虫など、自然界に存在する様々な有機的なモデルに触発されて製作される紙の彫刻作品。以前に『微生物の拡大画像みたい!紙をカットして制作された細菌のペーパークラフト』で紹介したローガン・ブラウン (Rogan Brown) による新しいアート作品。
フィリピン出身で、現在はアメリカのニュージャージー州に住むグレゴリー・ハリリ (Gregory Halili) による彫刻作品。洋服のボタン素材としても使用される深みのある光沢の貝殻(白蝶貝・黒蝶貝)に、解剖学的な頭蓋骨の横顔を彫り、油絵具によって陰影を付加し仕上げを行う。神秘的に光り輝く貝殻のテクスチャと、ドクロの不気味な魅力との組み合わせが独特の美しさを放つ。
スペインの芸術家、ホセ・マヌエル・ロペス・カストロ (José Manuel Castro López)は、大理石、花崗岩などの岩や石に、魔法をかけるように有機的な表情を付加する。ぐんにゃりと曲がったり、ペロリと岩肌が剥がれたり、硬質な素材であるということが信じられないほど驚くべき彫刻作品だ。
マサチューセッツ工科大学(MIT)のエンジニア、ザカリー・アベル (Zachary Abel) は、クリップ、トランプ、串など、身の回りにある事務用品や様々な小物を使って、幾何学的な構造体を制作する。数学による特定の式に従って組み立てられる緻密な彫刻作品だ。
アンティークなタイプライターからタコ足の触手が生えている奇妙な彫刻作品。どう見ても扱いにくそうなこのタイプライターは「Self-Organization (自己組織化)」と題されている。どうやらこのタイプライターは、人間の手を借りることなく、自律的にタコ自身が動作させるという代物らしい。
ニュージーランドのアーティスト、コートニー・ブラウン(Courtney Brown) による作品。1938年式のUNDERWOODのタイプライターが使用されている。