
人は去り、建物だけが形を残したイギリスにある廃墟。壁は崩れて、塗装は剥がれ、床は散らかり、周りは埃だらけ。長い長い時と静寂の中で、ただただ朽ちていくだけの廃墟がなぜか美しいと感じる。退廃的な儚さの中に美を感じさせる空間。イギリスの廃墟画像20枚 by Simon
【イギリスの廃墟画像20枚】の続きを読む人は去り、建物だけが形を残したイギリスにある廃墟。壁は崩れて、塗装は剥がれ、床は散らかり、周りは埃だらけ。長い長い時と静寂の中で、ただただ朽ちていくだけの廃墟がなぜか美しいと感じる。退廃的な儚さの中に美を感じさせる空間。イギリスの廃墟画像20枚 by Simon
【イギリスの廃墟画像20枚】の続きを読む100以上にも及ぶ蒸気機関車と鉄道車両の残骸が放棄された場所。この印象的な風景はまさしく列車の墓地だ。潮の干潟の隅で錆び、緩やかに侵食していく列車の姿に、どこか世紀末的な黄昏を感じてしまう写真の数々。
人が棄てた建物。荒れて朽ちていき、いずれ自然に飲まれていく。ブルジョワな館、工場、遊園地など、ヨーロッパ各地で撮影されたボロボロの建造物を映し出した写真の数々。散乱する家具、崩れた壁、抜けた床、生い茂る新緑。哀愁を感じざるを得ない廃墟画像の不思議な魅力。
ハンガリー、ブダペストの街のはずれに放棄された漁村があった。不気味な霧に覆われた森の中には、静かにたたずむオンボロ小屋と、その景色を鏡のように反射する湖があった。おとぎ話の世界に紛れ込んだような廃墟。
ヨーロッパ、アフガニスタン、ロシア、サイパンなど、戦場だった場所で放棄された古い戦車の画像の数々。かつて猛威を振るった鋼鉄の塊はやがて錆び、生い茂る植物に覆われ、自然の中へと回帰していく。なんだか少し哀愁を感じさせる世紀末的な世界。いつか武器は必要なくなり、人類に平和が訪れる時は来るのだろうか。
人が住まなくなった建物ってこんなにも脆くボロボロに朽ちていくんだね…と、どこか物悲しさを感じざるを得ない廃墟たちの画像。現在進行形でひっそりと廃れていく孤独な建造物の不思議な魅力。 ドイツ人の写真家クリスチャン・リヒター (Christian Richter) は、廃墟の写真を撮影するためにヨーロッパを旅する。
ボスニア・ヘルツェゴビナに住む画家、建築の学生、ストリートアーティストの3人のチームによる壁画作品。数十年の間、放棄されていた街の工場の壁をキャンバスにする。カラーペイントによって描かれるストリートアートはよく知られているが、彼らのチームは壁をカットして絵を描いた。
ロシア、モスクワのジュコーフスキー飛行場(ラメンスコエ空港)の一角に放棄されているのは、宇宙船の1/3レプリカで、木で作られている。
今はボロボロとなってしまったこの宇宙船は、ソビエト連邦が1980年代に宇宙探査のためのブラン計画 (Buran programme) という宇宙計画において、空気力学的な特性をテストするために使用される風洞実験のモデルであった。
人間に放棄された建造物や人工物に植物が根付き、長い年月をかけてやがて自然へと還っていく過程を収めたような、人類の文明の終末感や、その哀愁を想起させる廃墟画像、風景写真の特集。
リトアニアにあるガレージの扉をひたすら撮影して並べた写真シリーズ。経年劣化によりカラフルに変色した金属の扉を、改めてじっくり眺めてみると、まるで画家がキャンバスに描き殴った抽象画のようにも見えてくる不思議感覚。
放棄された建物の内部に描かれる肖像画や静物画。黒く塗りこまれた壁の背景から浮き出るように見える、それらはコントラストが非常に美しくもあり、また不気味なホラーでもある。きっと目の当たりにしたらびびる。
建造物が朽ち果てる、そんな景観になぜか魅力的に感じて止まない廃墟好きに贈る。ヨーロッパに存在する神秘的で美しい廃墟画像。