
せっかくこの世に生まれてきたなら美しい自然をたっぷりと堪能したい。地球には僕らの知らないスゴイ綺麗な場所が沢山あるのだ。このルーチン化された日常から抜け出して、思わず壮大な旅を経験してみたくなるような自然と人間が一緒に映った写真特集。
せっかくこの世に生まれてきたなら美しい自然をたっぷりと堪能したい。地球には僕らの知らないスゴイ綺麗な場所が沢山あるのだ。このルーチン化された日常から抜け出して、思わず壮大な旅を経験してみたくなるような自然と人間が一緒に映った写真特集。
エクアドルの航空会社に勤めるパイロットが、飛行機ボーイング767の運航中にコックピットから撮影した巨大な雷雲の写真。写真には、壮大にそそり立つ雲と、雷によって輝く空の様子が映し出されている。こりゃ雷神ラムウが召喚されても不思議ではない…!
幾何学的にカットされた膨大な数の木片が連なった瞑想空間。壮大な鍾乳洞や何かの巣を思わせる秘密の隠れ家的なインストール作品。天井の開口部からは木々のフィルターを通して光が差し込む。建築家と芸術家による合作で、イングランド、ブリストルの砦の庭園の敷地内に設置された。そして木のサンプルは2年をかけて世界中から取り寄せられた。世界最古の木、日本からはイチョウの木、インドからはガジュマルの木、洞窟のようなこの空間は地球の進化と木の歴史を表現している。
プロ、アマ問わず、こぞってカメラマン達が参加するのは、毎年開催されているナショナルジオグラフィックによる写真コンテスト 『Travel Photographer of the Year Contest』。2016年の今年も絶賛エントリー受付中だ。Nature部門、People部門、Cities部門などのカテゴリーに分かれていて、その中で素晴らしい写真には賞が贈られる。現段階で編集者のお気に入りとして紹介されている写真の数々をいくつか紹介しよう。
デジタルフォトアーティスト、Laurent Rosset による画像のマジック。地平線から波のように捲れ上がる大地や、空に続く道路など、現実にはありえない不思議な世界を画像加工で表現したデジタルアート作品。
Lisa Nilssonによる、紙で作られているとは信じがたいほどリアルで壮大な作品。紙の高級絨毯や聖書のブックカバーは、紙をくるくると丸めて形を作っていくクイリングという古典的な手法で制作されている。
一瞬目を疑ってしまう光景がそこにある。およそ8万羽のセキセイインコが、まるで台風のような群れを形成し、オーストラリアの乾燥地帯の小さな水たまりの上を周回していた。
セキセイインコは日本でもペットとして人気があるが、もともとオーストラリア原産の小型のインコで、野生個体は群れを作って生活しているのだ。空を埋め尽くすセキセイインコたちを撮影した写真は、まるでCGかと思うほど非日常的な壮大さに溢れている。イギリスの写真家 Paul Williams による撮影。
いまや映画製作には欠かせなくなったCG(コンピューター・グラフィックス)の存在。映画の中に登場する動物や想像上の生き物、壮大な背景や派手なエフェクト効果まで、非現実的な世界を演出するために、近年の映画やテレビシリーズの多くには、当たり前のようにCGが使われている。
CGは、基本的に撮影されたフィルム映像に後から組み合わせられるので、役者が演技をする時には、CGで追加される予定の"存在"はもちろんまだない。今回はCGによる特殊な視覚効果が付加される前と後の映画製作現場の比較画像を紹介しよう。
陶芸家アンナ・コレット・ハント (Anna Collette Hunt) による展示アート。手作りで製作されたセラミック製のカブトムシ、トンボ、蝶が、イングランドのノッティンガム城で群れを作った。淡い青、緑、紫で色づけされた美しい昆虫の数は一万にも及ぶ。昆虫の部屋にいる夢を見たアンナがインスピレーションを得てプロジェクトが行われた。
パタゴニア(Patagonia)とは南アメリカ大陸のコロラド川以南の南の端の地域の総称で、アルゼンチンとチリの両国に跨る広大な大地である。一年中、寒冷気候が続き、西側(チリ側)は雨が多く、東側(アルゼンチン側)はアンデス山脈で偏西風が途切れるため、乾燥が強く、砂漠のようになっている。
イギリスの有名な写真家アンディ・リー (Andy Lee) は、彼の最新のプロジェクト『Patagonia Dreaming』のために、神秘的なパタゴニアの自然風景をカメラに収めた。
そういえば20世紀、ミステリーサークルなる不思議な模様の地上絵が、英国を中心とした世界中の畑に突如として出現して、世間を驚かせていた記憶がある。宇宙人の仕業か、超常現象か、様々な物議を醸し出していたが、結局あれは人間の仕業だったらしい。
そんなミステリーサークルのような地上絵を、雪原に描いた素晴らしいスノーアート作品を紹介しよう。ロシアのアーティスト、 サイモン・ベック (Simon Beck) が極寒のスイスアルプスに描いたのは、巨大な幾何学模様やフラクタルな模様だ。絵は、スキー板などを装着して、一歩一歩雪を踏みしめながら描かれている。
旅はいいものだ。思いもよらない出逢いや出来事、そして感動がきっと待っている。写真家のミハイ・バルブ (Mihai Barbu) は、彼の恋人のオアナ (Oana Leulescu) と、彼らの4歳になる息子であるウラジミール (Vladimir) と、2015年の夏から4ヶ月をかけて、サイドカー付きのバイクに乗って41カ国にもおよぶヨーロッパ欧州諸国を冒険した。