黒背景に絶妙な光加減で浮かび上がるカラフルな物体。これらは昆虫の外骨格である。まるでどこかの先住民のメイクや仮面のようにも見えるこれらの写真シリーズは『Mask & Totem』と名付けられた。昆虫が苦手な人は要注意だが、先入観を捨てて見るとユニークな面白さと美しさを感じないかい?
先入観
奥が深すぎるアートの世界。誰かが置いた眼鏡を展示物と勘違い!
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はたして芸術とは?その意味は、様々な表現を通して美を創作する行為を指し、そこには必ず受け手が存在し、インタラクティブな要素がある。その内容がどんなものであれ、人々の琴線に触れれば、きっとアートとなりうるのだろう。
サンフランシスコのある美術館の床に置かれた一つの眼鏡。これはほんのイタズラだったのだが、芸術に触れに来た数多くの訪問者は、これをモダンアートの展示物だと勘違いして、興味深く観察したり、写真を撮ったりという行動をした。
人々は先入観や思い込みで物事の見方を180度変える。それはどんなものでも価値のあるものに変換できるという一つの証明になるのかも知れない。