
フランスのストリートアーティスト Patrick Commecy が描くフレスコ画。殺風景だった屋外の壁が生活観に溢れる絵で賑わった。まるでそこで暮らしている人達がいるかのようなリアリティ。
フランスのストリートアーティスト Patrick Commecy が描くフレスコ画。殺風景だった屋外の壁が生活観に溢れる絵で賑わった。まるでそこで暮らしている人達がいるかのようなリアリティ。
割られた岩石の中が粘着性のありそうなネバネバした何かに溢れているように見える彫刻作品や、中が空洞になっていてペチャンコになっている木の幹のような彫刻作品。フランスの彫刻家 Romain Langlois は、かつて粘土と石膏を用いて彫刻を行っていたが、これらの作品は銅から作られている。
フランス、パリのグラフィックデザイナーDorota Pankowskaによる動物たちのイラストレーション。13個の円を組み合わせて、ネコ、イヌ、キツネ、ゾウといった13種の動物の形を作り上げた。綺麗なグラデーションと、曲線の美しさが光るかわいいデザイン。一見シンプルに見えるが、過程を知れば複雑に感じる。
パブロ・ピカソは、1881年生まれ。世界的に有名なスペイン生まれ、主にフランスで活動した画家で1973年4月8日(91歳)で没した。
早熟な天才とも知られるピカソの代表作は、スペイン内戦中の都市無差別爆撃を主題とした『ゲルニカ』や、西洋画のセオリーを否定した表現方法で、現代美術に影響を与えたキュビズム(立体派)の原始作とも呼べる『アヴィニョンの娘たち』などが挙げられる。
そんなピカソは、多くの自画像も残している。肖像画を見ると、年代ごとにピカソによる絵画の表現スタイルが大きく変遷していく様子が手に取るようにわかる。若年期ほど古典的な絵画技法で描かれており、晩年期ほど人物の顔が記号化されたような、斬新な技法によって描かれている。
生涯に渡り芸術を追求したピカソの作品は、およそ1万3500点の油絵と素描、3万4000点の挿絵、10万点の版画、300点の彫刻と陶器を制作しており、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に登録されている。文献 : Wikipedia
今日は画家パブロ・ピカソの自画像を紹介しよう。
フランスの写真家Alexis Palliotによる肖像写真シリーズ「Gravity Zero」。無重力といえば、まず想像するのは宇宙空間であるが、これらの写真の舞台は地球である。洋風の室内、廃墟、街の中で重力の影響を受けずに宙を漂う女性が写されている。
フランスのイラストレーター、ヴァレリー・ヒューゴ (Valérie Hugo) による印刷に特化したオリジナルデザインのアルファベット。花、植物、動物などの自然をモチーフとした美しいイラストレーションでユニークな文字の形を作り出した。
フランス出身の写真家、ロマン・ローラン ( Romain Laurent ) によるポートフォリオを兼ねた奇妙なGIFアート。静止画の中の一部分だけを動的に強調した動画作品。影がダンスしたり、傘がくるくるっと回ったり、指を鳴らすと髪がふわっと揺れたり、止まった時間の中で体がこっそり動いてるみたいな、なんともシュールさを漂わせるGIFアニメーションとなっている。
翅(はね)とは昆虫が持ついわゆる羽(羽根)のことで、フランス、パリで活動する写真家 Seb Janiak は、昆虫の翅の写真を加工して、自然界に存在する美しい花の花びらのような画像を作り出した。「Mimesis (擬態) 」 と名づけられた フォトモンタージュ プロジェクト。
Seb Janiakは、各アートワークを作成するために、アンティーク店や剥製師のお店を巡回し、昆虫の翅を非常に高い解像度で撮影して画像加工の素材として使用した。
チョコレートケーキを高速回転させるとアニメーションになるユニークな動画作品『Melting POP』。ある固定した視点から、一連の動きの流れを描いた静止画を素早く入れ替えることで、あたかも動いているかのように見せる『回転のぞき絵(ゾエトロープ)』という動画の原点ともいうべき手法を応用している。
ライフルや手榴弾などの破壊を象徴する武器や、人間の体を解剖学的に分解したパーツである頭蓋骨や心臓、手などに、力強く根付き生まれる花やコケといった植物。痛みを伴うように表現された作品は、人類が環境に与える苦しみと破壊を逆転させたかのような深い哀愁に包まれる。
正体不明のフランス人のストリートアーティスト、ハンドルネーム「インベーダー / Invader」は、世界各国の街の壁にドット絵をインストールしている。ビデオゲームの画面からスペースインベーダーを解放し、この物理的な世界に進出させて、世界を侵略することが目的だ。
侵略者たちが今回現れたのはイタリアの都市ラヴェンナ。彼らはセラミックタイルをピクセル化して描かれる。
毎日が忙しくて心に余裕を感じられない時は、街に点在する床や地面のデザインになんて、あまり気に留めないかも知れない。写真家 Sebastian Erras は、芸術の都と名高いフランスのパリ全体で見つけた印象的なフロアデザインの写真を撮り貯めた。たまにはふと立ち止まって、足元をじっくりと眺めてみるのも良いかも。