
小さな正円の中に描かれたひとつのシチュエーション。家の明かり、燃える車、静かに灯るランプ、そこには光と闇が存在する。モノクロだからこそ表現できるミステリアスな雰囲気。コロンビアのアーティストによるミニチュア絵『Micro-Barroque』シリーズ。
小さな正円の中に描かれたひとつのシチュエーション。家の明かり、燃える車、静かに灯るランプ、そこには光と闇が存在する。モノクロだからこそ表現できるミステリアスな雰囲気。コロンビアのアーティストによるミニチュア絵『Micro-Barroque』シリーズ。
コロンビアのペーパーアート作家ダイアナ・ベルトラン・エレーラ (Diana Beltran Herrera) は100種類以上にも及ぶ紙の彫刻作品を作り上げてきた。色鮮やかな羽毛に覆われた鳥や優雅な蝶をモチーフとした彫刻作品は、紙、ダンボール、木材といったエコな素材で制作されている。紙とは思えないほど精密に造形された動物たちは、まるで命が宿っているようにリアルだ。
マイアミで活動しているコロンビア人のアーティスト Federico Uribe は、空の薬莢(やっきょう)つまり弾丸の殻を使用して、ライオンやヒョウなどの生命感溢れる野生動物や自然風景、歴史的象徴などの彫刻製作を行う。
『We’re at peace』と題されたこの彫刻シリーズでは、弾丸は破壊に取って代わって作品に力強く命を吹き込む役割を果たす。
甘美な真紅の唇を持つ花 Psychotria Elata (サイコトリア・エラータ) は、コロンビア、コスタリカ、パナマ、エクアドルなど中南米諸国の熱帯雨林に見られる熱帯の木として知られているアカネ科の植物だ。
サイコトリア・エラータは、その魅惑の唇を持つことから、「娼婦の唇」や「ホットリップス」と呼ばれている。