我々の心を魅了して止まない『猫』という四足動物。彼らはなぜこれほどまでに魅力的で美しく、そして可愛いのか。その答えのひとつは『黄金比』によるものなのかも知れない。
先日、その仮説がインターネット上にアップされた。猫愛好家達の間で、かつてないほどの物議を醸しているという噂だ。読者の皆さんも、是非その目で確かめてみて欲しい。
■ 黄金比(黄金率)とは?
黄金比(おうごんひ、英語: golden ratio)は、
の比である。近似値は1:1.618、約5:8。線分を a, b の長さで 2 つに分割するときに、a : b = b : (a + b) が成り立つように分割したときの比 a : b のことであり、最も美しい比とされる。参考 @ wikipedia
ふむ…数学的な解説は難しすぎてよく分からない。簡単に言ってしまえば、人間はどうやら『黄金比に合致するものを美しい』と感じるものらしい。ちなみに自然界に存在する植物の葉脈や巻き貝の断面図は、黄金比に似た比で表されるという。黄金比を視覚的な図で表すと、下の画像のようになる。確かに巻き貝のようだ。
■ 猫を愛したレオナルド・ダ・ヴィンチと、彼が遺した名言
そういえば、こんな言葉を思い出した。黄金比を発見していた記録があるとされるレオナルド・ダ・ヴィンチの名言だ。彼はご存知の通り、『万能人』という異名で呼ばれるほどの天才であり、絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、解剖学、地学など、さまざまな分野において優れた業績を残した。人類の歴史上においても類稀なる才能を持って生まれた人物である。彼が遺した言葉はこうだ。
「猫科の一番小さな動物。つまり猫は、最高傑作である。」
あのレオナルド・ダ・ヴィンチに最高傑作と言わしめた動物、それこそが我々の愛する猫という種なのである。恐るべし猫、彼らは生まれながらにして芸術的な美しさを備えている。すなわち人間に愛されない理由がないのである。
ではここからは、黄金比の図と猫を比較した画像を紹介していくとしよう。
猫は黄金比を持って生まれたのか?猫と黄金比の関係の謎を比較画像で検証する!
ほぼ完全に一致!!!
さて、猫と黄金比の関係と、その検証画像はいかがだったであろうか。もし『愛猫を飼っている』という読者の皆さんが居れば、ぜひお持ちの猫と黄金比の図を家庭でも照らし合わせてみて欲しい。今回の検証では、猫という不思議な生き物の真実に、少しだけ近づけたような気がしないでもない。
ラビトーク!による『猫ダークサイド協会』による研究では、『猫が人間界を支配しようと目論んでいる』、という仮説を証明するために日々奮闘しているので、暇があればそちらの記事にも目を通してみて欲しい。