
世紀末の世界を描いた「Fall Out (フォールアウト)」というビデオゲームに登場する「shishkebab (シシケバブ)」と呼ばれる燃え上がる炎の剣の魅力に取り憑かれた男 カレブ・クラフト (Caleb Kraft) 。
彼は新作「Fall Out 4」に登場する新しい「shishkebab」のコンセプトアートを見たとき、「これは実物を作るっきゃない!」と感じて、実物の炎の剣を制作する計画を思い立ったのであった。
「Fall Out 4」の「shishkebab」を再現!燃え上がる刀、フレイムソードを作った男 by Caleb Kraft
# 実際に制作した炎の剣(上)とゲームのコンセプトアート(下)
構造は至ってシンプル。日本刀にガス缶をセットして、ガスの出口となる銅管を刃まで伸ばして溶接した。トリガーを引くとガスが噴出されて、着火装置によって炎が吹き上がる仕組みになっている。
コンセプトアートとの相違点は着火装置の位置で、本来であれば刀の鍔(ツバ)付近のガスバーナーが火を点ける役割を担うが、今回制作したモデルでは、ガス缶から伸びる管の出口で、直接着火する仕組みとなっている。
# ヒャッハー!モンスターをなぎ倒しながら焼肉にできるぜ!
# メイキング画像
▼試行錯誤でアイディアを練りだしている段階だ。
▼着火トリガーとなるスイッチにはオートバイのハンドルを採用した。
▼ガス缶を日本刀の背面に固定する。
▼ガスを刃に行き渡らせるために銅管を設置。
▼コンセプトアートに近づくように見た目にも拘った。
▼ダンボールの人形で試し切り。なんという恐るべき威力!
憧れのカッコイイ武器を自作する楽しさ!ウキウキするよねぇ。このクオリティなら凶悪なモンスターが蔓延る荒廃した世界の中でも生き延びられる(かも)。最後に動画も紹介するよ!
# Controlled Chaos: Fallout 4 Flaming Sword (The Shishkebab)