息を呑むほど美しいこの景色は、クリミア、ケルチ半島の南岸に存在するKoyashskoye Salt Lake(コヤーシスコイエ塩湖)。血が染まるような紅い湖の姿を眺めていると、まるで違う星に降り立つ旅行者になったかのような、非現実的な気分を味わわせてくれる。
ピンク色の塩湖。紅く染まっていく美しい湖 Koyashskoye Salt Lake
Koyashskoye塩湖は、長さ4km、広さ2km、水の深さはわずか1メートルしかない小さな湖だ。乾燥した天候下では、水分が蒸発して塩の結晶石が水面から顔を覗かせる。
光が差し込む影響によって、紅い湖は美しいグラデーションの広がりを見せる。ウクライナの写真家Sergey Anashkevychによる風景写真。
春は優しいピンク色、夏はホットピンクの中に、鮮やかな赤色を含む。塩分を多く含む水質を好んで繁殖する藻類によるカロテノイドが、湖を神秘的な色彩に染める。
地元の人々には治癒の場として愛されている湖だが、観光客にはまだあまり知られていないというKoyashskoye塩湖。湿った塩辛い空気は、ビオラの香りを漂わせる。
via @ dailymail
鮮血が水に滲んだようにも見える湖の異世界的な美しさ。
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