2013年の夏、ウィスコンシン州で婚約パーティの準備をしていた芸術家の George Keaton と 写真家の Mariah Naella は、些細な発見から彼らの人生に大きく影響を与える劇的な出会いを果たすこととなる。
人間の家族となった鳩を鮮明に描く!美しくカラフルな鳩の油絵と出会いの物語 by
マライアとジョージが住んでいたアパートの窓枠の修理を依頼された修理工は、不注意によって鳩の巣を破壊してしまった。巣に残されていた小さな卵は回収され、台所のカウンターにそっと置かれた。
すると、それからすぐに卵の殻は割れ始めて、鳩の雛が孵化したのだ。その夜、給餌するためのシリンガーを購入した彼らは、鳩を「キャンプ (Camp)」と名付けて飼育することにした。
二ヵ月経ち、彼らは「野生に帰すだけの大きさまで育った」という野生動物の専門家からのアドバイスを受けることとなった。しかし、窓を開いてもキャンプはあまり関心を示さなかった。結局それからもキャンプは家で飼われる事となり、現在は大切な家族の一員となった。今では近所を自由に飛びまわったり、帰宅したりする生活だという。
そんな彼らの Instagram の投稿を見たベルギーの画家アデル・ルノー (Adele Renault) はキャンプに魅了され、彼らの写真を絵として記録することにした。リアルスティックな肖像画を得意とするアデルは、人間の家族となった美しい鳩の油絵を鮮明に描いていく。
今では、マライアとジョージのオンラインショップ A R T 4 B N K で、プリントTシャツ、抜け落ちた羽のアクセサリー、マグネットなどのグッズとなって販売されちゃうほどの人気者になった鳩のキャンプ。大きく人生を変える小さな出会いは、どこに転がっているのか分からない。
via @ thisiscolossal
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