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全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画5

こんなにも素晴らしくそしてカラフルな絵画が、視力を持たない全盲の人間によって描かれたという事実を、あなたは信じられるだろうか?

ジョン・ブランブリット ( John・Bramblitt ) はテキサス州に住む盲目の天才画家 ( blind painter )。ジョン・ブランブリットは、2歳から苦しんでいた病気「てんかん」による合併症の結果として、29-30歳の時に視力失っていき、やがて全盲となった。そして、その頃から画家としての活動を始めた。

失明した盲目の画家、ジョン・ブランブリットによる色鮮やかな絵画作品

ジョン・ブランブリットは、絵の具の質感(テクスチャ)を指で感じ取り、絵の具の色を区別できる。失明した代償として、指先の触覚が異常に発達したのだ。そしてキャンバスに塗られた絵の具の凹凸を指先で感じることによって、ブラシストロークを描きたい場所へと導く。 ブラシストローク
全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画
全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画2
全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画3
全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画4
全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画6

ジョン・ブランブリットは指先の触覚から得た情報を、脳内でイメージ化し絵を描いていく。触覚、空間認識能力、記憶力、想像力。盲目になった代わりに、それらの能力が研ぎ澄まされたのだ。

全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画7
全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画8
全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画9

彼は、モデルを触ることによって、実際の人物の肖像画を描くこともできる。

全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画10
全盲の画家、ジョン·ブランブリットの絵画11

目が見えないのに絵を描けるなんて本当に凄い!しかもその絵が本当に色彩豊かで素晴らしい。指で確認していきながらの作業は大変だろうけど、それも情熱が成せる技なんだろうね。凄い人はどんなハンデがあっても必ず乗り越える。


Painting - Bramblitt explains blind technique

ジョン・ブランブリット ( John Bramblitt ) :
www.bramblitt.net

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