
「100 Years of Beauty 」 シリーズ第三弾。 イランのサブリナ(Sabrina)
皆さんは「イランの女性」というと、どのような姿を思い浮かべるだろう?多くの人は、イランはイスラム教徒の国であるし、ヒジャブ(頭に巻きつける布)を被った質素な格好をした女性をイメージするのではないだろうか。
現代のイラン女性のイメージはそれで合っているのだが、イスラム原理主義への回帰が提唱されたイラン革命(1979年)以前には、西洋的文明や立憲政治に基いた近代化が積極的に行われていた時期があり、その頃の女性は洋服を着て、とてもオープンだったのである。
100年の間で、イラン女性の姿がどのように移り変わっていったのか、画像と動画で見ていこう!











# 100 Years of Beauty - Episode 3: Iran (Sabrina)
1900年~から1979年にかけては西洋化の影響を受けて女性がお洒落にオープンになっていったが、その後の1980年~(1979年イラン革命後)では、質素なイスラム女性のイメージへ回帰していることが見て取れる。
ちなみに現代では、ヒジャブを被らない女性は宗教警察により逮捕されてしまう。また婚外交渉等の性的自由はきわめてきびしく制限されており、発覚した場合は石打ち刑とされる。女性の人権は一般的に劣悪であるという見方が強い。
様々な問題を抱えるイスラム社会だが、女性が自由にお洒落を楽しめるような時代が来て欲しいと個人的には願う。こんなにも美しいんだもの。
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